※塗装出来ない屋根材※

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ニチハ「パミール」
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クボタ「ザルフグラッサ]
クボタ「アーバニーグラッサ」

アスベスト(石綿)健康被害
聞いたことありませんか?
普段は耳にしないかもしれませんが、意外とどなたにも関係のある健康被害です。
今回はアスベストによる健康被害とアスベスト健康被害に関わる屋根塗装についてお伝えしていきます。

1.アスベストによる健康被害について


アスベストによる人体への健康被害が認められてから建築資材で使用をすることが禁止されました。
屋根材も例外ではなく、法律が改正されてからはノンアスベストが使用されています。
この法律の施行により健康被害への懸念は払拭されましたが、アスベスト含有材からノンアスベスト材への移行時期に販売されたノンアスベスト屋根材は製品の耐久性に大きな問題があり、築10~15年程度で、早い場合では築8年(実際に当社にご相談いただいた事案)での劣化が認められました。

上記の画像の屋根材以外にも、塗装が出来ないと言われることもあります。それは、塗装しても強度が保てないと判断された場合です。ほとんどの理由が屋根の経年劣化なので、適切な時期に屋根のメンテナンスをして劣化を防ぐことが重要になってきます。

2.屋根塗装について

屋根のメンテナンス方法として塗装は有効な手段の一つでありますが、前出の期間に施工された屋根の中には塗装不可とういうものもあるのが事実です。
なぜダメなのか?
ノンアスベスト移行初期に製造された耐久性が低い製品(写真は代表的なもの)は屋根材に剥離現象(ミルフィーユ現象)が起こります。そのため、塗装で塗膜を生成しても屋根材自体が剥離を起こすため、塗膜が意味を成さないのです。

それ他にも、ひび割れや欠損、塗膜の剥がれや下地の損傷など屋根の経年劣化によって塗装をしても無駄な場合や、屋根の塗装そのものが意味を成さない場合もあるため、定期的な屋根のメンテナンスを心掛けましょう。

もし屋根塗装が出来なかった場合には二つの選択肢があります。

1つ目はカバー工法(重ね葺き)です。カバー工法とは元々ある屋根の上に新しい屋根材を重ねる方法です。葺き替え方法と比べて、屋根材の撤去がないため、およそですが20万円~30万円ほどお安く屋根工事を行うことが出来ます。一般的には20年~40年ほど持ちますのでとてもお得に行うことが出来る屋根工事になります。

2つ目は葺き替え(交換)になります。カバー工法とは違い屋根を交換しますのでカバー工法より少し高く相場としては100万円~200万円くらいになっています。葺き替えをする条件として雨漏りや屋根の下地が湿気で傷んでいる場合がおすすめです。また、屋根材自体新しい屋根素材となるため今の屋根より軽く、屋根全体が軽くなるため、耐震性も高まるというメリットもあります。

2.まとめ

以上二つが屋根塗装が出来ない場合の対処方法となります。どちらも経年劣化が進んでなければ掛からない費用になってきますので定期的なメンテナンスを行っていくと良いかと思います。

我が家の屋根は大丈夫?
そんな疑問、不安をお持ちの方も多いかと思います。判断基準としては
・新築時竣工図面での製品名確認
(※ただし図面表記と使用材料が異なる事案もありました)
・1996年~2008年時に新築
(※あくまでも参考です)
ただし、全ての製品が該当するわけではありません。
■問題のある屋根材か不安...
■問題の年に新築した...
■写真のような劣化が見受けられる...
など、少しでもご不安をお持ちでしたら直ぐにご相談ください!
記事を書いた人  代表取締役 千葉 雄一

弊社は創業以来、相模原市を中心に、一般住宅をはじめ数々の建築物に携わってまいりました。
私たちは、これまで培ってきた実績と経験を生かし、地域密着でこだわりある外装リフォームをご提供させていただきたいと思っております。
外装リフォームの事でお困りの際は、ぜひとも私たち「住まいの"小さい"修理屋さん」へお気軽にお問い合わせください。
 

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