目視調査で雨漏りの早期発見
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カテゴリー:リフォームお役立ちコラム
まだ雨漏りしていないから大丈夫、そうやって油断してはいませんか?雨漏りは、私たちの気づかないうちに進行しているかもしれません。
普段自分たちで調査しづらい屋根や雨樋の劣化などが原因で、住宅内部に雨水が浸入している場合があります。
雨漏りによる被害がまだ出ていなくとも、定期的な調査を行うことで雨漏りのサインを早期に発見することができ、家の腐食やカビによる健康被害などを防ぐことが出来ます。
調査のプロに依頼し、屋根や外壁の調査・早期の補修を行うことで、台風や豪雨から生活を守っていきましょう。
雨漏り調査の方法をご紹介!
一般的に行われる雨漏り調査では、散水調査・発光液調査・赤外線サーモグラフィー調査・目視調査の4種類があります。
この中で、散水調査・発光液調査・赤外線サーモグラフィー調査の3つはすでに雨漏りによる被害が出てしまっている場合におすすめとなります。
散水調査
散水調査は、実際に屋根に水をかけ、雨水の侵入口を探す方法です。
ご自宅の水道を用いて行われる場合が多く、費用相場は5~30万円ほどですが、弊社では基本的に無料で対応をさせていただいております。
意図的に雨漏りを発生させて原因特定を行うため、雨漏りがさらに進行する可能性のある方法です。
発光液調査
発光液調査は、光を当てると発光する特殊な液体を流すことで雨水の侵入口とその経路を特定する方法です。
数日で発光しなくなる液が用いられることがほとんどですが、家の材質によっては壁紙などが変色してしまう可能性があるため、事前の相談が必要となります。
費用相場は5~25万円程度です。
赤外線サーモグラフィー
赤外線サーモグラフィーでは、サーモグラフィカメラを用いて、主に家の外壁に対しどの部分の温度が低いのかを特定することで雨水の侵入を発見する方法です。
近隣住宅との距離が狭いと行えない可能性が高いため、この方法で行いたい場合は業者との相談が必要です。
費用相場は10~50万円ほどと調査方法としては高額なものとなります。
これらの方法は、調査費用がかかるうえ原因特定に時間がかかる場合が多く、また雨漏りを未然に防ぐ方法ではありません。
目視調査で雨漏り診断
目視調査であれば、実際に屋根に上り触って屋根の状態を確かめ、点検口から屋根裏を確認するなどで、屋根下地の傷みやひび割れを発見することが出来ます。
調査に水を使わないため、雨漏りを進行させることがありません。
また、住宅内部に漏れ出る前の状態を発見することが出来るため、雨漏りを未然に防ぐことが可能です。
また、調査費用も無料としている業者が多く、点検に最もおすすめの方法であると言えます。
熟練の技師による目視調査であれば道具を用いる調査と遜色ない検査結果を期待することが出来るでしょう。
目視で確認できることは雨漏りのサインとは?
住宅内部に水が落ちてきていなくとも、自分で雨漏りのサインを発見することが出来ます。
天井や壁のクロス(壁紙)にシミが出来ていたり、部屋がカビ臭かったりする場合は、雨漏りがかなり進行してしまっているサインです。
雨漏り調査のほか、修理を行うことも視野に入れましょう。
また、外壁を触ってみて白い粉が付く場合(チョーキング現象)は、外壁の防水機能が失われてきているサインです。
放置してしまうと外壁から雨水が浸入する原因となってしまいます。
見えない部分は雨漏り専門会社にお任せ!
屋根などの目に見えない範囲の調査や、雨漏りを未然に防ぐという点においては専門業者に調査依頼を出すことがおすすめです。
なぜなら雨漏りは、単純に屋根の劣化のみが原因とは限らないからです。
外壁のコーキング剥がれによるクラック(ひび割れ)や、防水シートの劣化、外壁と窓サッシの隙間から雨水が浸入してしまうことも原因として考えることが出来ます。
また、雨樋に葉っぱなどの飛来物が溜まってしまうことで詰まりが発生することも原因として考えられます。未然に雨漏りを防ぐためには、様々な角度からの雨漏り調査が効果的です。
自分の住んでいる家を専門業者に詳細に診断してもらうことで、雨水から暮らしを守ることが出来るでしょう。
目に見える症状が出ていなくとも、家は年々劣化していき、雨漏りの不安もつきまといます。
台風や豪雨による雨漏り被害から家を守るために、定期的な点検が必要です。
湿った木材を好むシロアリやカビの発生などにより、家の腐食や住む人々の健康被害が進行する恐れがあります。
もし家の劣化が進んでいたとしても、早めに手を打つことで修理費用を大きく抑えることが可能です。
雨漏りに限らず、家の劣化が原因となる諸症状を解決し、長く安全に住める家をつくっていきましょう。
当社では、雨漏りが起きる前・雨漏りしているお住まいの雨漏り診断を実施しています。
専門のスタッフが、屋根材の劣化状況、ズレや割れだけでなく、付帯する雨樋や外壁も含めて細かく調査いたします。
ホームページには、施工事例も多数掲載しています。ぜひこちらもご覧くださいませ。